ゲスト:中尾ミエ
アレンジ:笹路正徳、船山基紀、坂本昌之
芸能生活60周年を迎え、パワフルな歌声と抜群の歌唱力で日本のエンターテインメント界を長らく支えてきた中尾ミエさん。
中尾さんが20代の頃から歌い続けているヒット曲「片想い」は、実は中尾さんが「一目惚れ」した楽曲。
近年はバラード調でしっとりと歌うことが多かったそうですが、
笹路正徳さんがその当時のサウンドに近づけるアレンジを施し、木管をフィーチャーした軽快なサウンドに仕上げました。
その”一目惚れエピソード”と共にお楽しみください。
続いては、自身のライブで今も変わらず盛り上がるという曲「帰って来た女」を船山基紀さんのアレンジで披露します。
この曲は、地名や男性の名前、職業を歌詞にしたユニークな楽曲。オリジナルの作曲は音楽界のレジェンド・前田憲男さんで、
ラテンのリズムを活かし途中でテンポが変わったりするなど、その独特のサウンドは前田先生ならではという1曲です。
さらに、もう1人の音楽界のレジェンド、服部克久さんが中尾さんのために作曲した「愛の夢」を、
こちらも船山基紀さんのアレンジでお届けします。中尾さんは、2020年に亡くなられた服部克久さんと、
60年代の後半.まだ世界で音楽祭が盛んだった頃に、2人だけで世界を飛び回っていたという間柄、
当時のエピソードと共に思い出深い1曲を歌い上げます。
若い頃から何でも歌ってきたという中尾さん、ラストはジャズのスタンダードナンバー「Stardust」
を坂本昌之さんのアレンジで披露します。