コロナ禍により世界中のライブシーンがストップする危機的な状況の中、上原ひろみがライブベニューやライブ業界への支援を目的に「SAVE LIVE MUSIC」と題した4つのプログラムで構成する特別長期公演(16日間32公演)を8月から9月にかけてブルーノート東京にて開催。
計16日間・32ステージ・4プログラムに及んだ本公演は、最新ソロ・ピアノ・アルバム『Spectrum』からの楽曲で綴る第1シリーズ”~Spectrum~”からスタートし、彼女のこれまでのキャリアを総括しながら、ジャズ・クラブへの感謝を込めて届けられた、どれも貴重な内容の公演となった。
コロナウィルス対策として、現地に足を運ぶことのできない方のために、各シリーズは1セットづつ生配信され、また普段は食事も楽しめる場所であるブルーノート東京の魅力を少しでも伝えるため、同会場のシェフとコラボレーションしたテイクアウトメニューを用意するなど、随所に彼女のアイディアと想いが込められたこの特別公演。
上原ひろみ本人はもちろん、この公演を支えた様々なスタッフの想いを、ライブ映像を交えながらご紹介します。
さらにナレーションはプライベートでも上原ひろみと親交が深い俳優の鈴木京香、オープニングタイトルは上原ひろみ「Mr. C.C.」のミュージックビデオでディレクターを担当した古橋太海が担当し、この番組に花を添えます。
番組ディレクターは、bloodthirsty butchers「kocorono」や「THE COLLECTORS~さらば青春の新宿JAM~」など、これまでに数多くのアーティストの映画やドキュメンタリーを監督してきた、映像作家・川口潤。