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[Album] Southern All Stars (サザンオールスターズ) – Tiny Bubbles [2024 Remaster] [FLAC / WEB] [1980.03.21]

1980年の前半を充電期間(音楽制作に専念)にあてた彼らは、念願だったレコーディング三昧の日々を送り、その結果、確かな手応えを得たのが本作である。このアルバムを挟み、"ファイブ・ロック・ショー"と銘打って、毎月シングルをリリースする企画を実施したが、「Hey! Ryudo!(ヘイ!リュード!)」「涙のアベニュー」「恋するマンスリー・デイ」はそのなかで発表された楽曲でもあった。バンドの見え方が多面化したのもこの時期であり、原がボーカルをとる「私はピアノ」と、松田がボーカルをとる「松田の子守唄」も収録されている。この作品が原のソロ活動の礎ともなった。桑田のソング・ライティングは格段の拡がりをみせていく。アメリカ南部ジョージア州の地名も登場する「タバコ・ロードにセクシーばあちゃん」は、老いらくの恋を描く新境地だった。「働けロック・バンド(Workin'for T.V.)」では、プロ・デビューして感じた世の矛盾や世知辛さもテーマのひとつとなる。シングル・ヒットした「C調言葉に御用心」も実に新鮮な作品で、サウンド面ではAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)的な演奏を披露し、桑田のボーカルは縦横無尽の軽やかさで聴き手の心を掴んだ。ジャズ・ピアニストの八木正生との出会いも大きかった。彼は弦や管のアレンジを手伝ってくれたが、桑田をはじめメンバーは、この師から多くのことを学んだのである。 収録内容 01:ふたりだけのパーティ ~Tiny Bubbles(type-A) 02:タバコ・ロードにセクシーばあちゃん 03:Hey! Ryudo!(ヘイ!リュード!) 04:私はピアノ 05:涙のアベニュー 06:TO YOU 07:恋するマンスリー・デイ 08:松田の子守唄 09:C調言葉に御用心 10:Tiny Bubbles(type-B) 11:働けロック・バンド(Workin' ...

[Album] Southern All Stars (サザンオールスターズ) – 10ナンバーズ・からっと [2024 Remaster] [FLAC / WEB] [1979.04.05]

「勝手にシンドバッド」の路線を踏襲したセカンド・シングル「気分しだいで責めないで」により、洒脱なラテン・ロックバンドとしての印象が定着した彼らだが、「いとしのエリー」の大ヒットで世間の目が一変し、今度は実力派として認知されることとなる。そんな激動の日々を記録したのが本作だ。拘束時間の長いテレビ出演や様々な取材、年間100本近いコンサートで超多忙のなか、それでも空き時間にスタジオに駆けつけ、完成させている。彼らはテレビ・タレントになりたかったのではなく、スタジオで日々楽曲制作を続けるミュージシャンで居たかったし、音楽愛が溢れる「お願い D.J.」からも、当時の想いが伝わってくる。「奥歯を食いしばれ」や「Let It Boogie」からは、当時のスタジオの熱気がダイレクトに伝わる。プロとなり、交流範囲も拡がり、様々なゲストが参加したのも本作の特色だ。十代の頃の淡き恋心を描く「ラチエン通りのシスター」には、ブルース・ハープの妹尾隆一郎が客演し、「アブダ・カ・ダブラ(TYPE.1)」「アブダ・カ・ダブラ(TYPE.2)」には園田憲一とディキシー・キングスという大先輩バンドが加わって、陽気でノスタルジックな音を響かせている。 収録内容 01:お願い D.J. 02:奥歯を食いしばれ 03:ラチエン通りのシスター 04:思い過ごしも恋のうち 05:アブダ・カ・ダブラ(TYPE.1) 06:アブダ・カ・ダブラ(TYPE.2) 07:気分しだいで責めないで 08:Let It Boogie 09:ブルースへようこそ 10:いとしのエリー DOWNLOAD From ...

[Album] Southern All Stars (サザンオールスターズ) – Nude Man [2024 Remaster] [FLAC / WEB] [1982.07.21]

この時期の彼らといえば、「チャコの海岸物語」の大ヒットがあったが、アルバムには収録されず、本作には本作ならではの世界観が存在することとなる。この新作を牽引したのは次のシングルとしてヒットした「匂艶(にじいろ) THE NIGHT CLUB」である。ラテン・ロックということでは従来の路線でもあったが、より重厚で精密な音圧を実現し、確かな成長が聴き取れた。さらに社会性のある作品というのも本アルバムの特色となる。タイトル曲「Nude Man」はロッキード事件を匂わす歌詞であり、桑田が書き、原が歌った「流れる雲を追いかけて」は、中国残留孤児が社会問題となっていた世相を反映したものだった。ソングライティングの新たな挑戦を告げるのが「逢いたさ見たさ 病める My Mind」であり、敢えて一音に一文字のみを乗せ、母音を伸ばさず歌う手法が試みられた。さらに「来いなジャマイカ」では、頭韻と脚韻の斬新な合わせ技が冴えていた。「Just A Little Bit」は大半が英語の歌詞なのだが、この件に関しては、若気の至りであったと後に桑田自身も振り返っている。なお、バンドの枠を超え、ソングライターとしての桑田が脚光を浴びたことも付け加えておく。「夏をあきらめて」は、様々なところで愛されるJポップのスタンダードな存在にもなっていく。 収録内容 01 DJ・コービーの伝説 02 思い出のスター・ダスト 03 夏をあきらめて 04 流れる雲を追いかけて ...

[Album] Southern All Stars (サザンオールスターズ) – さくら Sakura [2024 Remaster] [FLAC / WEB] [1998.10.21]

この作品集の特徴は、時代を象徴するキーワードが消滅し、人々の好みが細分化していく21世紀を予見しているところにある。ギター弾き語りのブル−ス「私の世紀末カルテ」には、市井の人々それぞれの人生が丹念に描かれ、当時の世相がさまざまに映り込んでくる「爆笑アイランド」は、日常に頻発する非常識で理不尽な出来事に対し、怒りのその先の対処法としての「笑い」を提言する。さらに「PARADISE」は、けしてパラダイス(=理想郷)の歌ではなく、核保有への懸念なども示されていた。この歌の直前までのタイトルは、核実験が幾度となく繰り返された"ビキニ(環礁)"だったのだ。そして、さらにその先にある自分達のバンド・サウンドも試され、アイデアが研ぎ澄まされた作品も生まれているのだ。ジミ・ヘンドリックスのコード感に影響を受けた「NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH」のタフなサウンドは、それまでの彼らにはないものだった。クラウデッド・ハウスを意識した「BLUE HEAVEN」のセンスの良さも新鮮で、「SAUDADE〜真冬の蜃気楼〜」には、遠くブラジルのコルコバードの丘も登場し、かの地固有の哀愁(サウダージ)に触れるべく歌を構築した。なお、コーラス・グループ、フォー・フレッシュメンへの真摯なオマージュである「マイ フェラ レディ」も、細部に至る声の重ね方など、完成度が素晴らしい。 収録内容 1. NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH 2. YARLEN SHUFFLE~子羊達へのレクイエム~ (YARLEN SHUFFLE ~ Kohitsujitachi e no Requiem~) 3. マイ フェラ ...

[Album] Southern All Stars (サザンオールスターズ) – 世に万葉の花が咲くなり [2024 Remaster] [FLAC / WEB] [1992.09.26]

全16曲、演奏時間73分という、CDフォ−マットぎりぎりの物量が響きあう。「シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA」と「涙のキッス」のビッグ・ヒット(特に後者は7週連続チャート1位)により、大衆芸術としてのサザンの役割を果たしつつ、「HAIR」や「亀が泳ぐ街」のような、実験的な作風へも心置きなく向かっていけた時期でもあった。これまでのノウハウやコツは、いったんリセットされたかのようでもあったが、だからこそ、その先にある、まっさらなスタンダード性に辿り着いているのも魅力だ。「せつない胸に風が吹いてた」や「慕情」は、そんな名作なのである。各楽曲それぞれに、別々のエッジ感があるのも特色だ。ボブ・ディランが憑依したかのような「ニッポンのヒール」には、歌でプロテストする高揚感が色濃い。ただ、桑田が書く社会的な歌の特徴は、単なるアジテーションではなく、冷静な観察や風刺に富んでいることである。レコーディングにおけるテクノロジーがさらに発展し、音を採集・合成・編集する自由度が高まった。アルバム冒頭の「BOON BOON BOON ~OUR LOVE」は、その特徴が出ている。これがいったい何人編成なのか、俄に判別できない未体験のバンド・サウンドに仕上がっているのだ。 収録内容 01 BOON BOON BOON OUR LOVE 02 GUITAR MAN'S RAG (君に奏でるギター) 03 せつない胸に風が吹いてた ...

[Album] Southern All Stars (サザンオールスターズ) – 熱い胸さわぎ Atsui Munasawagi [2024 Remaster] [FLAC / WEB] [1978.08.25]

デビュー曲「勝手にシンドバッド」の2ヶ月後にリリースされた本作は、「恋はお熱く」以外既存の作品で占められ、アマチュア時代の集大成と言える内容である。「茅ヶ崎に背を向けて」は記念すべき桑田の初オリジナル作品で、当初は桑田が一人で歌っていたが、レコーディングにおいて原とのデュエットに変更されるなど、要所での変化は様々ある。出だしのギターはP・フランプトンの「ショー・ミー・ザ・ウェイ」を参考にしたという。「女呼んでブギ」はデビューのキッカケとなるコンテストで、入賞の原動力となった作品だが、当時から観客を楽しませようという姿勢を持っていた。「レゲエに首ったけ」や「いとしのフィート」には洋楽への憧れがストレートに響き、この時期ならではのものと言えるだろう。なお、本作はアナログ16チャンネルで録音され、現在のスタジオ環境からすると、手作り感満載であった。でもだからこそ、メンバーが奏でる音の端々に、決意と熱意が宿っているのである。 収録内容 01:勝手にシンドバッド 02:別れ話は最後に 03:当って砕けろ 04:恋はお熱く 05:茅ケ崎に背を向けて 06:瞳の中にレインボウ 07:女呼んでブギ 08:レゲエに首ったけ 09:いとしのフィート 10:今宵あなたに DOWNLOAD From : Rapidgator, Katfile, Fikper ...

[Album] 別野加奈 (Kana Wakareno) – もう、見たくないよ、と言いつつそっと硝子の中に閉じ込めた展 Trapped In the Glass [FLAC / 24bit Lossless / WEB] [2013.12.11]

Tokage recordsよりリリース第二弾。一度聞けば忘れることのできない稀有な歌声を持つシンガーソングライター別野加奈によるフル・アルバム。全9曲すべてが独自の立ち位置をもつ楽曲群でありながら、全体を通して歌謡曲やフォークなどに感じられるノスタルジックな雰囲気を帯びている。その中でも、「濾過装置の悲しい仕組み」や「たぐいまれる」は、彼女の楽曲のストレートな美しさが発揮された傑作。 (C)RS 収録内容 1.unomi 09:05 2.プロポーズ 07:49 3.空気椅子 05:45 4.つづきつづく 07:12 5.濾過装置の悲しい仕組み 08:10 6.知らないことを知りたくて 07:01 7.たぐいまれる 11:06 8.キネマ 08:47 ...

[Single] 伊福部昭 (Akira Ifukube) – 「伊福部昭SF特撮映画音楽の夕べ」実況録音盤 SYMPHONIC FANTASIA No.1,2,3 Rondo in Burlesque for Orchestra (Remastered – 2024) [FLAC / 24bit Lossless / WEB] [1986.09.05]

伝説はここから始まった。1983年、伊福部ルネッサンス幕開け、伝説のコンサート実況録音。SACDハイブリッドで完全リマスタリング! (C)RS 収録内容 1「伊福部昭SF特撮映画音楽の夕べ」実況録音盤 SF交響ファンタジー 第1番 2「伊福部昭SF特撮映画音楽の夕べ」実況録音盤 SF交響ファンタジー 第2番 3「伊福部昭SF特撮映画音楽の夕べ」実況録音盤 SF交響ファンタジー 第3番 4「伊福部昭SF特撮映画音楽の夕べ」実況録音盤 オーケストラのためのロンド・イン・ブーレスク DOWNLOAD From : Rapidgator, Katfile, Fikper ...

[Single] LANA – 19.5 [FLAC / 24bit Lossless / WEB] [2024.03.06]

LANAが、新作EP「19.5」をリリース! 前作EP「19」から8ヶ月の時を経てリリースされることになる新作EPは「19.5」というタイトルとなっており、全6曲構成で来週3/6(水)にリリースされる。その中には昨年12月にリリースされた「99」やバレンタインデーにリリースされダンスチャレンジなどで話題を呼んでいる新曲「24/7 YOU.」も収録される 収録内容 01. Almost 20 - 3:22 02. 24/7 YOU. - 2:41 03. WE WANT!!! (feat.7) - 3:00 ...

[Single] LANA – 19 [FLAC / 24bit Lossless / WEB] [2023.07.26]

「PULL UP」や「TURN IT UP (feat. Candee & ZOT on the WAVE)」、「L7 Blues」といった楽曲でヒットを連発し、「Makuhari」や「Bad Bitch 美学」への客演でも話題を集めるLANAが、初となる配信EP「19」をリリース。 10代最後の年齢となる「19」をタイトルに冠した今作では新曲として、新世代のギャルアイコンMaRIを招聘したガールズアンセム「Huh? (feat. MaRI)」、JP THE WAVYとAwichというラップシーンのスターを客演に迎え、三者の勢いがキャッチーに表現された「BASH BASH ...

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