ダフト・パンク、ビョークらが心酔する天才音楽家、チリー・ゴンザレスの
破天荒で感動的な魅力に迫る、傑作音楽ドキュメンタリー!
唯一無二の音楽性で知られる天才ピアニスト・作曲家、チリー・ゴンザレス。<狂気>とも呼ばれる言動とは裏腹に、奏でられるピアノの音色の繊細な美しさ。人々を魅了してやまないメロディを生み出してきた彼の半生に迫る。
・グラミー賞受賞歴のある作曲家、名ピアニスト、そしてエンターテイナーでるチリー・ゴンザレスを追った 傑作ドキュメンタリー。
・ピーチズ、ファイスト、トーマ・バンガルテル(ダフト・パンク)、ジャーヴィス・コッカーらとの共演や ウィーン放送交響楽団との圧巻のステージなど、ライブパフォーマンスも多数収録。
・第68回ベルリン国際映画祭正式出品
ストーリー
破天荒な言動と裏腹に、奏でられる美しいメロディ。ピアノの向こうに、愛すべきひとりの人間の生き様が見える―。
チリー・ゴンザレスは、グラミー賞受賞歴のある作曲家であり、名ピアニスト、そしてエンターテイナーである。ラップ、エレクトロ、ピアノの間を縦横無尽に交差し、従来の枠にとらわれない唯一無二のポップパフォーマーとなった。このエキセントリックなアーティストは、ファイストやジャーヴィス・コッカー、ピーチズ、ダフト・パンク、ドレイクといったようなアーティストたちにインスピレーションを与え、共にコラボレーションをしている。変わり続けることが、ゴンザレスの旅で唯一変わらないことのようだ。観客が彼を解明したと思うたびに、彼は急進的な動きを見せ、なかなか本性を掴ませようとしない。本作では、チリー・ゴンザレスを、母国カナダから90年代後半のベルリン、そしてパリを経て、世界の名だたるフィルハーモニーホールの演奏まで追う。ゴンザレスの自信喪失と誇大妄想がコインの裏表になっており、彼のステージでの人格のダイコトミー(二 分法)に深く潜り込んでいく。彼の遊び心に満ちたキャラクターは、本作の演出にも反映されている。ゴンザレスの幅広い映像アーカイブを用いつつ、新たに撮影されたインタビューやコンサートシーンに全く異なる時間の架空の素材を織り交ぜることで、彼の人物像を探索していく。私たちがチリー・ゴンザレスの世界へと旅をするにつれ、現実とフィクションの境が不鮮明になっていく。
キャスト
■チリー・ゴンザレス
■ピーチズ
■トーマ・バンガルテル(ダフト・パンク)
■ファイスト
■ジャーヴィス・コッカー
■ウィーン放送交響楽団
ほか
スタッフ
■監督・脚本:フィリップ・ジェディック
■製作:ラピッド・アイ・ムービーズ
■共同製作:ジェントル・スレット
■プロデューサー:シュテファン・ホル/アントワネット・コスター
■共同プロデューサー:チリー・ゴンザレス/メリンダ・コディ
■撮影:マークス・ウィンターバウアー/マルセル・コルベンバック
■ドラマトゥルク編集:ヘンク・ドリース