出演: ブルーノ・ガンツ/イザベル・ルノー
監督: テオ・アンゲロプロス
「霧の中の風景」「ユリシーズの瞳」のテオ・アンゲロプロス監督が、死を強く意識した老作家と難民の子供との1日間の交流を詩情豊かに描いた人間ドラマ。98年のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した。北ギリシアの港町テサロニキ。不治の病を自覚している老作家アレクサンドレは、親友たちと海辺の家から島まで泳いでいった少年時代の夢から覚める。彼は今日、すべてのものに別れを告げ、明日病院へ行こうと決意していた。そして娘の家へ向かう途中で難民の少年と出会った..。