『憎しみ』
’97年カンヌ国際映画祭グランプリの問題作!
世界を震撼させた衝撃のフレンチ・バイオレンス!
落ちるのは簡単、問題は着地なんだ ―
壊れた社会に生きる、行き場のない若者たちの憎しみ
「クリムゾン・リバー」の鬼才マチュー・カソヴィッツ監督が、実際に起きた暴動事件をモチーフに描く、衝撃の社会派バイオレンス。
移民労働者や低所得者が寄せ集められた町・バンリュー。そこに暮らす3人の移民青年の一日が、リアルに描かれるーー
第48回カンヌ国際映画祭では監督賞を受賞!
【ストーリー】
パリ郊外。移民や低所得労働者たちが暮らすミュゲ団地で暴動が発生した。翌日、鎮圧にやってきた警官に暴行を受け、アブデルという少年が重態になったというニュースが駆け巡る。この地域に暮らすユダヤ系の青年ヴィンツ(ヴァンサン・カッセル)は、仲間のサイードとユベールを連れ、友人だったアブデルの収容先の病院へ足を運ぶが、警護中の警官と衝突して騒ぎを起こしてしまう。彼らのたまり場だったビルの屋上も警察から立ち退きを勧告され、苛立ちを抑えきれないヴィンツ。やがて、何もかも破壊したい衝動に駆られた彼は、暴動の混乱の中で拾った拳銃を手に、憎しみの対象へと銃口を向ける.!
【スタッフ】 監督:マチュー・カソヴィッツ
【キャスト】
ヴァンサン・カッセル/ユベール・クンデ/サイード・タグマウイ/フランソワ・レヴァンタル/エドュアルド・モントート
■製作:1995年 フランス
■音声:フランス語 ■字幕:英語/日本語
■収録時間:本編約97分 ■画面サイズ: 16:9 LB