出演 : クリス・ヘムズワース, ダニエル・ブリュール, オリビア・ワイルド, アレクサンドラ・マリア・ララ, ピエルフランチェスコ・ファビーノ
監督 : ロン・ハワード
1976年、F1黄金時代。世界を熱狂させた二人のレーサーがいた。ドライビングテクニックも私生活も
情熱型のジェームス・ハント(クリス・ヘムズワース)と、レース運びも人生も頭脳派のニキ・ラウ
ダ(ダニエル・ブリュール)だ。
シーズンは、ラウダの圧倒的なリードで幕を開けた。ジリジリと迫るハントを制し、ラウダのチャン
ピオンが確実視されたその時、すべてが変わった。壮絶なクラッシュ。ラウダは瀕死の重傷により再
起は絶望的だった。事故の一因は自分だ、との自責の念を払いのけるかのように、残りのレースに全
霊をかけたハントがチャンピオンの座に手をかけた時、ラウダが再びサーキットに戻ってきた。事故
からたった42日後、変わり果てた姿で。ポイント差僅か、最終決戦の地、富士スピードウェイで、
ライバルを超えた絆を胸に、限界の先へとアクセルを踏み込む。