モーツァルト: 《イドメネオ》 3幕のオペラ・セリア
台本.ジャンバッティスタ・ヴァレスコ、原作.アントワーヌ・ダンシェ
イドメネオ.エリック・カトラー(テノール)
イダマンテ.デイヴィッド・ポルティーヨ(テノール)
イリア.アネット・フリッチュ(ソプラノ)
エレットラ.エレオノーラ・ブラット(ソプラノ)
アルバーチェ.ベンジャミン・ヒューレット(テノール)
ネプチューンの大司祭.オリバー・ジョンストン(テノール)
ネプチューンの神託.アレクサンドル・ツィムバリュク(バス)
マドリード王立歌劇場管弦楽団・合唱団
アイヴァー・ボルトン(指揮)
演出.ロバート・カーセン
美術.ロバート・カーセン、ルイス・F.カルバリョ
衣装.ルイス・F.カルバリョ
照明.ロバート・カーセン、ペーター・ファン・プラート
【特典】 キャスト・ギャラリー
収録:2019年2月 マドリード王立歌劇場
収録時間:本編170分
字幕: 日、仏、英、独、韓
【ボルトン力演! カーセンによる難民キャンプに舞台を置き換えた問題作《イドメネオ》】
斬新なプロダクションで注目を集めるマドリード王立歌劇場にて、同歌劇場の音楽監督アイヴァー・ボルトンの指揮、ローバート・カーセンの演出による《イドメネオ》が上演収録されました。バロック・オペラの演奏でも高い評価を得ているボルトンらしい、明瞭なアーティキュレーションと典雅な味わいに満ちた音楽作りが青年モーツァルトの傑作オペラに目覚ましい表現を与え、それに触発された若手歌唱陣の優れた歌唱が繰り広げられます。鬼才カーセンによる演出は、オリジナルのストーリーを保ちつつ舞台を古代トロイ戦争の時代から現代ギリシャの難民キャンプへと置き換え、賛否両論を巻き起こした問題作。