Nakajima Miyuki’s 44th album, released on March 1, 2023.
時代が「中島みゆきの歌」を求めている。
3年ぶり44枚目のオリジナル・ニューアルバム”こころに寄り添う「愛」と「勇気」、そして「希望」の歌”がここに誕生。
2020年1月発売の前作『CONTRALTO』から、3年。ついに中島みゆきの44作品目となるオリジナルアルバム『世界が違って見える日』が発売。
世界中が未曾有のパンデミックの中に迷い込んだこの3年間。その間も”こんな時こそ中島みゆきの歌を”と銘打ったセレクト・アルバム『ここにいるよ』(2020)、
そして自身最後の全国ツアーを全曲収録した『中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」』(2022)のCD アルバム2作品をリリース。
コロナ禍の中を必至で生きてきたリスナーのこころに寄り添う楽曲を彼女は届け続けてきた。
3年ぶりに届けられたオリジナルアルバムは、吉沢亮主演のドラマ『PICU 小児集中治療室』の主題歌「倶(とも)に」からスタート。
“倶(とも)に、走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう” と、生きる「勇気」を鼓舞するメッセージが入口となっており、2021年に工藤静香に提供した「島より」と2007年にクミコに提供した「十年」の2曲のセルフカバーに加え、
日本を代表するシンガーソングライター吉田拓郎が特別ゲストとしてギターとコーラスで参加した「体温」などを収録。吉田拓郎の貴重な歌声も音楽ファン必聴である。
本作について中島みゆきの音楽プロデューサーの瀬尾一三は「コロナ禍だからこそ生まれた、新しい楽曲制作のやりとりが、逆に曲に対してのより深い理解に繋がり、1曲1曲がより完成度の高い作品になった」と語っている。
その言葉どおり中島みゆきの多彩で繊細で力強い歌声が、ラスト10曲目の「夢の京(みやこ)」まで、瀬尾アレンジとともに昇華し、いつまでも心に響いてくる作品に仕上がっている。
3年ぶりの最新アルバムに込められたメッセージをじっくり堪能しつつ、モノクロのアルバムの世界にリスナーそれぞれの色をつけていってもらいたい。
*中島みゆき初のオフィシャル・インスト・ベストセレクションアルバムと瀬尾一三作品集の第4弾も同時発売。
収録内容
1.倶に (As One)
2.島より (From the Island)
3.十年 (A Decade)
4.乱世 (Turbulent Times)
5.体温 (The Warmth of You)
6.童話 (A Fairy Tale)
7.噤 (Silent Thrush)
8.心月 (The Moon of Clear Mind)
9.天女の話 (She’s a Celestial Maiden)
10.夢の京 (The Dream Capital)