昨年秋には、約5年ぶりとなる新曲「FLOWER」をリリース。duo MUSIC EXCHANGEで開かれたリリースイベントには、JAY’EDや宏実、LEOといったお馴染みの仲間から、Nozomi Kitay、Show Chick Boyといった、これからのR&Bシーンを担っていくであろう若手シンガーも駆けつけ、メジャーデビュー25周年イヤーのスタートを盛大に迎えたFull Of Harmony。
今作「my rules」は”恋なんてもういい”と、そんな達観にも似た言葉から始まり、シンガー・コーラスグループとしても円熟味を増し、大人になった今だからこそ抱く恋への戸惑いと、それでも心惹かれてしまう素直な気持ちを描いた楽曲。
趣味も価値観も合わないのに、なぜか一緒にいたくなる。ルールや常識、年齢に縛られながらも、どこかで”また恋をしてもいいのかも”と期待してしまう。そんな微妙な感情の機微を歌う。
トラックはSIRUP、KEN THE 390など、数々のアーティストに楽曲提供を行う新進気鋭のトラックメーカー・Sam is Ohmを迎え、柔らかくも芯のあるビートに、ソウルフルなコーラスワークとスムーズなメロディラインが重なり、聴く人をやさしく包み込む。懐かしさを感じるネオ・ソウルのニュアンスをまといながらも、今の時代にフィットする洗練されたアレンジが光る。
煌びやかな装飾は控えめに、「間」と「余白」で感情を引き立て、成熟した大人の愛をテーマにしながらも、どこかピュアな想いが響く、大人のためのR&Bが完成した。
収録内容
1-01. my rules